娘について
【沖縄おじさんの人生遍歴ブログ Vol.83】
おじさんは23歳の頃に結婚し、娘が生まれましたが家庭はうまくいかずに数年で離婚してしまいました
その後も娘とは定期的に会っていました
ただでさえ、女の子が何をして遊ぶのか、何が楽しいのかわからない上に、一緒に生活していないので、会う時はいつも何がしたいのか、何が欲しいのか娘に訊いては手探りで楽しい時間にしようとしていました
一度娘が好きと言ったもの、例えば小さい頃だとプリキュアが好きで一緒に映画を観に行ったんですが、何歳ぐらいでプリキュアを卒業するのか相場がわからないので、会うたびにプリキュアの話を振ってはいつしか「いやもう観ないし」と冷たくあしらわれるのでした
娘は小さい頃から、なぜお父さん一緒に住んでいないのかとか、なぜ離婚したのかとかは、一切訊きませんでした
お父さんが一緒にいなくて寂しいとか、辛いとか、学校で何か言われたとか、そういう泣き言も一切言いませんでした
ただ一度だけ、娘がまだ幼稚園ぐらいの頃、いつものように一緒に遊んで、娘が住むアパートに送り届けた時、娘は車を降りた後アパートに戻ろうとせず、ただただ黙ってこっちを観ていた事がありました
おじさん自身も物心がついた時には両親が離婚していて、母親とは週に一度しか会えなかったので、いつも母親と別れる時は嫌で嫌でたまりませんでした
それなのに、あんなに大切な娘に対しても同じ思いをさせてしまっているというのが本当に辛くて、罪悪感でいっぱいで…
あの時の娘の何とも言えない表情は、今でも目に焼きついていて一生忘れる事はありません
娘が小学生の頃、娘の運動会を観に行きました
娘のクラスのテントに行き、声をかけると、娘は周りの友達たちに声をかけてはおじさんの事を指差して、何やら嬉しそうに話していました
あぁ、普段みんなにお父さんを見せる機会がないから、自分にもお父さんがいるよって事を言いたかったんだな。と思いました
娘には今でも、本当に申し訳なく思っています
娘が小学生の頃は、会社の先輩家族と一緒に遊ぶようになり、みんなで公園に行ったり、名護のネオパークに遠征したり、夏には糸満の市民プールに泳ぎに行ったりしました
いつしか娘にも反抗期が訪れ、父親が鬱陶しくなったり、キモいとか臭いとか言われたり、避けられたりするんだろうなと思ってましたが、中学生になってもそんな様子はなく、定期的に会っていました
その頃にはおじさんは、今の嫁さんと交際していて、いつかお互いが受け入れられるなら、嫁さんや息子を娘に紹介して、一緒に遊びにいけたらいいなと思ってました
とは言え、それを伝える事で娘を傷つけたり不安定な気持ちにさせてしまわないか心配でした
でも思い返せばおじさん自身も、高校一年生の時に母親が再婚したんですが、その時はむしろ良かったなという気持ちでした。やっぱり、親がいつまでも一人で寂しく暮らすのは嫌だし、また新しい幸せを見つけてほしいという気持ちの方が大きかったなと思い出しました
いろいろ探りながら慎重にその機会を伺い、そしてある時、意を決して娘に、再婚した事を伝えました
娘は、「良かったじゃん。おめでとう」と言ってくれました
次回に続く
♪今日の一曲
Dandelion / RIP SLYME
【手作りおつまみシリーズ】6分煮るだけ!
魚屋さん直伝 鰯の梅煮
ロッキン常連の沖縄おじさんがオススメするROCK IN JAPAN FESの楽しみ方7選
昨日、アメトーークで「夏フェス行きたい芸人」やってましたねー
夏フェスあるある、楽しみ方、フェス飯などを紹介しつつ、芸人さんの夏フェスに対する熱い思いが伝わりとても面白かったです
おじさんも、2009年に初めてROCK IN JAPANに行って以来、ほぼ毎年夏のロッキンと年末のカウントダウンジャパンに行ってました
そこで今回は、おじさんが個人的にオススメする、ROCK IN JAPANの楽しみ方を紹介したいと思います
こういう服装がオススメ!とか、暑さ対策をしよう!とか、宿をとろう!というような、初心者向けの内容はここでは書きません
何度も行っている常連ならではのコアな視点の楽しみ方を紹介しますので良かったらご覧下さい
①テントはBUZZ STAGE横がオススメ!
初めて行った時のフェス友達がテントを張っていた場所だからという個人的な理由もあるんですが、毎年行くうちに、結局この場所が一番いいんじゃないかと思えてきました
場所は、エリアマップのBUZZ STAGEの右側、鳩の絵があるあたりです
オススメポイントは
・BUZZ STAGEとGRASS STAGEの音が常に聴こえる
・みなとやが近いので、地元グルメや地酒を調達しやすい
・混雑しにくい穴場のトイレが近い
・木が生い茂っているので涼しい
です。テントを張れる場所はいろいろあるんですが、ステージから遠かったり、飲食エリアが近くて砂埃が舞ってたり、木陰がなくて死ぬほど暑かったりと場所によってはデメリットもあるので、ここはほんとオススメです
②朝イチのみ販売の朝日堂の「マグロのカマ焼き」を逃さずゲットせよ!
rockinon.com朝から限定10食のみ販売している、朝日堂のマグロのカマ焼きは、ものすごいボリュームで、美味しくて、めちゃめちゃコスパがいいんです
確か900円だったかな?めちゃめちゃ身がついてて、食べ応え抜群でオススメです
③フェス飯は高いという常識を覆す!「ひたちなか市場 みなと屋」
地元ひたちなかの有志による、地元の特産物が食べられるエリアです
ロッキン名物の「ハム焼き」をはじめ、「一口あわび」や「目光の唐揚げ」など新鮮な海産物や、夏野菜、地酒や地ビールが堪能できます
フェス飯は数あれど、一番オススメしたいポイントはその安さです
みなと屋の奥にあるエリアでは、夏野菜のカレーや胡瓜の一本漬け、冷やしトマトなどを売っているんですが、中でもおじさんが一押しなのが茹でとうもろこし。
地元で採れた新鮮なとうもろこしが丸々一本茹でられてて、お値段はなんと200円!祭りで売られてる冷凍のとうもろこしよりも安いんです!
これがまたスイーツかと思うほど甘くて瑞々しくて、めちゃめちゃ美味しいんです
マジで、日本中に数あるフェス飯の中でダントツのコスパだと思います
あと、升で売っている地酒は一杯目が700円ですが、升を持っていっておかわりすると400円で飲めるのでそれもオススメです
④でかいステージは端から攻めるべし!
夏フェスの映像と言えば、めちゃめちゃでかいステージに何万人ものお客さんがびっしり入っているイメージで、ステージ前で観ようと思ったら何組も前から前にスタンバっておかないと無理なんじゃないかと思う方もいるかもしれません
しかし、そんな必要はありません。どのフェスも大抵、ステージの端から前に進んでいけば、大抵スムーズに進めて、6万人が集まる一番大きいGRASS STAGEですら、アーティストが通る花道の真ん前まで行けます
特にGRASS STAGEだと、ステージ向かって右側の端から行くとかなり前まで行けますし、そこだとアーティストの楽屋エリアも近いので、ライブを観てるアーティストさんとの遭遇率も高くてオススメです
また、基本的にフェスのお客さんたちはアーティストごとに入れ替わるのでそんなに前から並んだり待ったりしなくても大丈夫です
⑤初出演の若手アーティストを観るべし!
いろんなアーティストが一日で観れるフェスなので、自分が好きなアーティストをできるだけたくさん観たいという気持ちはわかります
しかし、常連のおじさんが敢えてオススメしたいのは、まだ観た事ない、初出演の若手のアーティストを観る事です
出演するアーティストにとってフェスは、高校球児にとっての甲子園や、芸人にとってのM-1グランプリのような、夢の舞台でもあり、生き残りをかけた戦場なんです
大小様々なステージがあるフェスで、できるだけ大きいステージの、できるだけいい時間帯に出演するという事はアーティストにとっての評価であり、ステータスなんです
なので、初出演の若手アーティストは必ず、爪痕を残そうと、これまででベストのパフォーマンスを魅せてくれるんです
メインステージに出演するようなメジャーでフェス常連のアーティストは、やはりそれなりに安定したパフォーマンスになりがちなので、おじさんとしては初出演の若手アーティストを観る事をオススメします
⑥最後の最後まで音楽を堪能しよう!
メインのGRASS STAGEが終わるのがだいたい19:30頃なんですが、一番最後までやっているBUZZ STAGEは20:40くらいまでやっています
多くの方はメインステージが終わると帰りだすんですが、なんせ6万人もの人が一気に移動するので通路はかなり混雑します
場合によっては規制退場となる事もあり、もちろん会場を出てからもかなり混雑します
なのでおじさんはいつも、BUZZ STAGEで最後までいるようにしています
大抵その時間帯はDJがやっているんですが、フロアには完全に音楽中毒しかいないので、各々が自由気ままに心から音楽を楽しんでいて、なんとも言えない多幸感溢れる空間なんです
あと、GRASS STAGE終演後はみなと屋の飲食物が値引きして叩き売りされているので、みなと屋で酒とつまみを買って、BUZZ STAGEの音を聴きながら飲み食いするのもオススメです
⑦リストバンドは捨てるべからず!加工して思い出を持ち帰ろう
フェスのリストバンドは、加工すればキーホルダーやストラップとして使えます
tarahako.comこれまで参戦したフェスのリストバンドを加工して束にして、鞄に付けているお客さんもフェスでよく観る光景です
以上です。細かいところをあげればまだまだあるんですが、ボリュームがとんでもない事になってしまうので今回は7つに絞りました
おじさんも今年は、単身赴任ついでに夏フェスいろいろ行こうと思ってたんだけどなー
NUMBER SHOTはチケットとってたし、あわよくばモンバスやワイバンも行こうと思ってたのに、まさか全て中止になるなんて…
ほんと、残念でなりません
この悔しさは、来年の夏フェスにぶつけたいと思います!
♪今日の一曲
PARTY PARTY / TOTALFAT
瀬底島で泳ぎ釣りをやってみた
そして、本当の父になる
【沖縄おじさんの人生遍歴ブログ Vol.82】
2018年3月、おじさんは職場で出会った女性と再婚し、同時に6歳の息子の父親になりました
sanboo.hatenablog.jp息子はとても天真爛漫な聞き分けのいい子で、おじさんにすぐに懐いてくれて、名字が変わるのも父親になるのも素直に受け入れてくれました
嫁さんのご両親やごきょうだいも、おじさんの事を後押ししてくれて、息子に対してもおじさんの事を良く言ってくれました
そして家族3人での生活が始まりました。仕事を終えて家に帰ると、息子と戦闘ごっこをして遊んで、家族で夕飯を食べて、息子とお風呂に入って、宿題に丸付けをして、息子が寝た後は嫁さんと晩酌をする
それはとても平凡で、平和で、幸せな生活でした。これまで、前の嫁さんと娘を幸せにできなかったという負い目を追って生きてきたおじさんにとって、こんな幸せな生活が訪れるなんて夢にも思っていませんでした
とは言え、イチから家庭を作っていったわけじゃなく、途中参加した立場なので、時には難しい一面もありました
やはり、それぞれ育ってきた家庭や環境が違えば価値観も違うわけで、例えば、息子がおやつを食べるタイミングや量一つをとってもおじさんの価値観とは異なりました
ただそこはお互い一度失敗してきた身なので、どこまでよしとしてどこからやめようとするのか一つ一つ話し合って、これから築く家庭としてのルールを整理していきました
一番難しいと感じたのは、息子に対する躾でした
自分の理想の父親像としては、言わないといけない時にはしっかり厳しく躾けたいんですが、これまで母親と楽しくやってきたのに、後から来た人に厳しく言われて窮屈に感じてしまったらどうしようという恐れから、なかなか厳しく言えない時もありました
そこは時間をかけてしっかりと関係性を築いていこうと思い、自分なりに距離感を考えながら接していきました
ある日、部屋の片付けだかなんだか忘れましたが、嫁さんが何度も注意しても息子がやらなかったので、ここだと思い、真剣に叱りました
母親の目が届かない個室に連れていき、ドアを閉めてお互い正座で向かい合って座り、なぜ今正座させられているのか、なぜお母さんの言う事を守らないのか、それは良い事か悪い事か、では今からどうするべきか、それぞれ理由を訊き、やるべき事を理解したらお母さんに謝りに行かせました
息子はしっかりと自らの言葉で自分が悪かった事を認め、泣いて、母親に謝りにいきました
その時、父親と息子としての本当の絆ができたような気がしました
本当に素直で、頭が良くて、気を使えて、元気で、明るくて、逞しい、素敵な息子の父親になれた事を心から嬉しく思い、嫁さんやご家族のみなさんに心から感謝しています
♪今日の一曲
息子 / 奥田民生
家族全員で鬼滅の刃のジグゾーパズルに挑戦!
こんなご時世だからこそ読んでほしい漫画「20世紀少年」
とうとう沖縄県に独自の緊急事態宣言が発出されましたね
慣れない土地での単身赴任という、ただでさえ寂しい生活なのにクソッタレコロナのせいで帰省制限されたり外出控えたり家族の旅行の予定を取りやめたりと、ほんと散々な一年ですよ…
…と、嘆いたところでコロナがなくなるわけじゃないので、それならばいっそのこと開き直ってこの状況を楽しむしかない!
という事で今日は、新型コロナウイルスという人類にとって未知のウイルスが世界的に流行してる今こそ、リアルに没入できる漫画「20世紀少年」を紹介します
あらすじ(Wikipediaより抜粋)
高度成長による「夢と希望」に満ちあふれていた時代から、一転して経済は停滞しオカルトブームが起き、世界滅亡の空気まで漂いはじめた、1970年前後。
そんな時代の中で、少年たちは、地球滅亡をもくろむ悪の組織や、東京を破壊し尽くす巨大ロボットに蹂躙され、混沌とし、滅亡に向かっていく未来の世界を空想した。そして、それらに立ち向かい地球を救うのは、勧善懲悪の正義のヒーローとその仲間たちだ。下らないようなストーリーを描いたスケッチブックを、少年たちは“よげんの書”と名付ける。しかし大人になるにつれ、そんな空想の記憶は薄れていく。
1997年、主人公のケンヂは、突然失踪した姉の娘のカンナを養い、コンビニを営む平凡な日々を送っていたが、お得意先の一家の失踪や幼なじみの死をきっかけに、その薄れかけていた記憶を次第に呼び覚まされていく。そして世界各地の異変が、幼い頃空想した“よげんの書”通りに起こっていることに気づく。一連のできごとの陰に見え隠れする謎の人物“ともだち”との出会いによって、全ての歯車は回り出す。
作者は「YAWARA!」や「MONSTER」など、日本を代表する有名作家の浦沢直樹さんです
浦沢作品はどれも評価が高いですけど、個人的には「20世紀少年」が一番好きです
舞台が日本だったり、物語の時代設定が昭和から平成だったり、音楽が密接に関わってたりと、共感できる点が多いのが好きなポイントだと思います
主人公ケンヂが子供の頃に空想した悪の組織の人類滅亡の計画が、ケンヂの幼馴染みの一人、"ともだち"によって現実に起こっていくんですが、その計画の一つに未知の殺人ウイルスを全世界に大流行させるというものがあるんです
世界各地でウイルスの感染状況が報じられ、感染者が出た地域が隔離され、地域を跨ぐ往来が禁止されるというシーンがあるんですが
漫画の中の出来事がまさか現実に起こるなんて思いもしませんでした…
漫画では、未知のウイルスによって人類滅亡の危機を迎えるんですが、そんな中、一人の英雄が現れ、ワクチンによって人類を救うのです
しかし、その英雄こそ、人類滅亡計画の首謀者"ともだち"だったんです…
そんな事まで現実に起きたらと思うと恐ろしいですね
全24巻という、いい感じに読み応えのあるボリュームなので興味を惹かれた方はぜひ読んでみて下さいねー
ちなみに三部作で実写映画化もされているんですが、個人的には映画作品としての出来は微妙だと思います…
観る方はハードルを下げてご覧下さい
♪今日の一曲
20th Century Boy / T.Rex
【手作りおつまみシリーズ】沖縄の定番おつまみ ふーチャンプルー
アラフォーバツイチのおじさんがとある彼女にサプライズを計画し再婚するまで
【沖縄おじさんの人生遍歴ブログ Vol.81】
前回の続き
交際して1年が経つ頃、彼女には内緒でご両親に、彼女と二人で旅行に行かせていただきたい事、そこで彼女へのプロポーズを考えている事を伝え、了承をもらいました
その旅行でおじさんはとあるサプライズを計画しました
そのサプライズを思いついたのは、彼女から聞いた、横浜に住んでいた時の話がきっかけでした
彼女が横浜から沖縄に引き上げる時、会社の友人らが送別会を開いてくれたんですが、普通の居酒屋でやると思っていたら、サプライズでホテルを予約してくれてて、ホテルでみんなで泊まって飲んだそうです
そのサプライズの送別会がとても嬉しかったと何度か話を聞いていたおじさんは、それを再現して彼女を驚かせたいと思いました
当時のサプライズ送別会に参加した彼女の友人とは面識はなかったんですが、共通の友人だった同僚をつてに彼女の友人に計画を伝え、LINEで連絡を取り合うようになりました
友人にも協力をしてもらい、以下のようなサプライズ計画をたてました
・彼女にはどこに泊まるか言わずに、当時サプライズ送別会をしたホテルを予約する
・おじさんがトイレに入っている時に、友人が部屋のインターホンを鳴らす
・彼女がドアを開けると、そこには友人たちがいるというサプライズ
・おじさんが沖縄から持ってきた婚姻届を出し、友人たちに証人として署名してもらう
彼女にバレないように、友人とLINEをする時はケータイを隠しながらコソコソやりとりしてたので、彼女に浮気を疑われないか心配でしたが全く気づく様子もなく、無事に旅行当日を迎えました
サプライズの前日、ところどころに雪が残る肌寒い夜、イルミネーションで彩られたよみうりランドの観覧車の中というベタベタなシチュエーションで彼女にプロポーズし、めでたくOKをもらいました
そしてその翌日。宿泊するホテルがサプライズ送別会の場所だと知った彼女はとてもビックリして、喜んでいました
そして計画通りにおじさんがトイレに入り、インターホンが鳴り、彼女がドアを開けると、そこには懐かしい友人たちがいて、部屋になだれ込んでいきました
おじさんはトイレから出てその様子を動画で撮ってたんですが、そのときの彼女の驚きと、喜びと、感動の表情を見ると何とも言えない幸せな気持ちになり、計画して良かったと心から思いました
サプライズ計画には彼女の友人だけじゃなく、おじさんの友人にも声をかけ、参加してくれました
お互いの友人を紹介し合い、懐かしい友人と語り、それぞれの友人同士も楽しそうに話していて、それはとてもとても幸せな光景でした
人って、これまでの全ての経験があって今があると思うんです
おじさんが好きになった彼女も、これまで出会った全ての人のなんらかの影響があって今の性格になっているだろうし、それのどれか一つでも欠けていたらひょっとしたら出会ってすらない可能性だってあると思うんです
現に自分自身も、今の会社に就職してなければ彼女と出会わなかったし、その前に前の妻と出会わなければ大阪から沖縄に引き上げる事もなかったし、その前に学生時代に尼崎の子たちと出会わなければ大阪に住む事もなかったし、その前にゆずを知ってなければ路上で歌う事もなくて尼崎の子らと出会う事もなかったし、元々親や周りが音楽に興味を持つような環境じゃなければバンドもやってないし音楽もそれほど興味なかったかもしれないし…
全ては偶然の積み重ねで、どれか一つでも欠けていたら今はないと思うんです
今の彼女と出会う事ができたのも、彼女の友人やご家族、前の旦那さんなど、全てのおかげと思うので、彼女の友達たちに心から感謝しています
そして旅行から沖縄に帰って一ヶ月後の2018年3月、婚姻届を提出しめでたく入籍しました
これが、今の嫁さんとの出会いから再婚に至までの話です
♪今日の一曲
リザーブシート / 鶴
瀬長島の風景
アラフォーバツイチのおじさんがとある彼女と交際しご家族に挨拶に行くまで
【沖縄おじさんの人生遍歴ブログ Vol.80】
前回の続き
sanboo.hatenablog.jp産業まつり、バスケ観戦からのハシゴ酒という2回のサシ飲みで、時間を重ねるごとにお互いめちゃめちゃ気が合う事がわかり、おじさんは結婚を前提に交際したいと思うようになりました
そしてある日の仕事終わり、3回目のサシ飲みの時に意を決して結婚を前提とした交際を申し込みました
彼女の返事は…すんなりOKとはいきませんでした
一緒にいて楽しいとは思ってくれていましたが、やはり一人息子の事が気になり、交際するにはなかなか踏み出せないとの事でした
それは当然の反応だと思います。こちらとしても、一番優先するべきは息子の事だと考えていて、交際するには結婚が前提だし、息子に受け入れてもらえるかどうかが絶対条件だと思っていました
できれば息子とも会って、お互いうまくやっていけるか見て判断してほしいと伝えました
こちらの誠意が伝わったのか、何回か会った後、交際してみると返事をもらいました
交際してからしばらくたった後、彼女のご両親と息子に挨拶に伺いました
彼女のご両親は子供の頃からの幼馴染みで、二人で居酒屋をやっていて、酒好きで気さくで豪快な方で。おじさんの親とは真逆のタイプの人でした
ご両親はおじさんの事を快く受け入れて下さり、一緒に酒を飲み交わし親睦を深めていきました
息子とは、会社メンバーでのBBQなどで何回かは会っていたのと、そもそもあまり人見知りしないめちゃめちゃいい子なのですんなりと遊ぶ事ができました
それから何度も彼女の家に行っては、ご両親やごきょうだいと酒を飲み交わし、息子と遊ぶ日々が続きました
おじさんは物心がついた頃には既に親が離婚していて、両親が一緒にいる記憶はほとんどありませんでした
彼女の家でご両親やごきょうだいと一緒にご飯を食べ、酒を飲み交わし、たわいもない会話をする事で、初めて家庭の温かさというものを実感しました
息子も、純粋無垢に懐いてくれて、おじさんが叶える事のできなかった、平和で楽しい家庭を作るという夢を再び与えてくれました
彼女といる時間はいつも楽しくて、いくら話しても何をやっても飽きる事なく、常に新鮮でした
彼女も息子もご家族も大好きになり、おじさんの気持ちとしてはもうすぐにでも結婚したいと思ってましたが、お互いバツイチで家庭もちという事もあるので、最低でも1年間は交際をしてからにしようと考えていました
またまた続く
♪今日の一曲
Family Song / 星野源
【手作りおつまみシリーズ】助手(息子)と二人で作ったイカチヂミ
アラフォーバツイチのおじさんがとある女性と出会い好きになるまで
【沖縄おじさんの人生遍歴ブログ Vol.79】
今の嫁さんと出会ったのは2015年9月。東京への出張のついでに立ち寄った横浜センターで会ったのが初対面でした
sanboo.hatenablog.jp当時彼女は、両親が仕事の都合で神奈川に住んでいた事もあり、横浜で働きながら一人息子を育てているバツイチのシングルマザーでした
両親が沖縄に引き上げる事になったのをきっかけに、彼女も横浜から沖縄のセンターへ移動する事となり、おじさんが一週間ほどの東京出張から戻った時には既に沖縄センターで働いていました
当時の彼女の印象としては、横浜センターでバリバリ働いていた、仕事ができる都会の女性というイメージでした
出会った当初は仕事上でしか接点がなかったんですが、そのうち会社メンバーでの飲み会で話すようになり、共通の仲のいい友人もいた事から、おじさんの家で少人数で鍋をしたりする仲になりました
女性って、いかにも女性っぽい人と、そうじゃない人がいるじゃないですか。芸能人で言うと田中みな実のような、普段の仕草とか会話とか距離感で、女性っぽさを前面に押し出す人。かたや中身はサバサバしてて全然女性らしさをアピールしない人っていると思うんですが
おじさんは、前者のタイプの女性がめちゃめちゃ苦手で、後者のような女性が好きなんですよ
彼女は見た目は華奢で声のトーンが高くて女性らしい雰囲気だったので、前者のタイプなのかなーと思ってたんですが、いざ話してみるとめちゃめちゃサバサバしていて、それでいて仕事や異性に対する心構えは芯がしっかりしていて、さらに酒の飲みっぷりも良くて、第一印象とのギャップも相まっておじさんの中ではかなり好印象でした
そして、もっと彼女と話したいと思うようになりました
2016年の10月、会社の近くで、いろいろな飲食物や農産物や加工食品の出店が並ぶ産業まつりというイベントがあり、おじさんは彼女を誘って二人で飲みにいきました
彼女は、ほかにも会社の人に声かけていると思っていたらしく、二人だけという事に最初は戸惑ってましたが、飲んで語るうちに気にしないようになりました
職場が同じという事もあり、会話の中身は必然的に仕事の話が多くなるんですが、彼女とは仕事に対する考え方や、おかしいと思っている事がおもしろいほど一致していました
特に共感できたのが、嫌いな人への愚痴でした。こう言っちゃなんですが、愚痴や人に対する悪口って、けっこうセンスがいるじゃないですか。ただの悪口だと聴いていてもしんどいし、かといって一切悪口を言わず誰の事も肯定する人がいいのかと言うとそうでもないし
いかに人と共感できるような、面白く的確な言い回しで愚痴れるかってその人のセンスが問われると思うんですが、おじさんと彼女はそこのセンスがドンピシャで、お互い共感しまくりでずっと笑ってました
とにかく話してて楽だし楽しいし、お互いの会話の言葉が全く同じタイミングで被る事も何度もあり、こんなにも気が合う人がいるなんてという驚きと同時に、もっと彼女と一緒にいれたら楽しいだろうなと思うようになりました
結局その日は、祭りの後にもう1軒居酒屋をハシゴし、終始楽しいまま飲み終わり、家に帰りました
もっと彼女と話したいと思ったおじさんは後日、Bリーグのバスケの試合を観に行かないかという口実で彼女を誘い、二人でバスケ観戦に行きました
もちろんバスケの試合前も試合中もお互いビールを飲んで、その後は沖縄市から宜野湾市まで代行で移動し、居酒屋に行った後、ラウンドワンでカラオケをして、深夜にまた代行で那覇市まで帰るという、昼から深夜まで飲みまくりの一日でした
その間もずっと、話がめちゃめちゃ合ってて、楽しくて、さらには音楽の好みも合う事がわかり、よりいっそう一緒にいて心地良いと思うようになりました
お互いバツイチで、彼女には息子もいる事から、慎重に冷静に考えようとずっと思っていましたが、その頃にはもう、彼女と結婚を前提に交際したいと思うようになりました
次回に続く
♪今日の一曲
沖縄の平凡な家庭の平凡な朝ごはんの風景