福岡県田川市での単身赴任から帰ってきた沖縄おじさんのブログ

バツイチ再婚家族もち。いろいろ経験したアラフォー沖縄おじさんの人生遍歴とたわいもない日常

沖縄おじさんのおすすめバンドシリーズその③ THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

久々に書きます。おすすめバンドシリーズ第三弾

おじさんと同世代のロック好きならきっと、今さらミッシェルをオススメだなんて…と鼻で笑う事でしょう

例えるなら、外国人観光客にオススメの日本食を訊かれて、寿司を勧めるようなものでしょうか。いやいや、いくらなんでもそれは言われなくても知ってるよ、と

けど、あまりロックを聴かない人や、それこそ大学生とか若い世代はひょっとしたらミッシェルの事を知らない人もいるのかもしれないと思うんです

 

というのも、今年はありとあらゆるロックフェスがコロナの影響で中止を余儀なくされて、フジロックライジングサンなどは、オンラインでこれまでのフェスの模様を配信してるんですよ

それを観て改めて、ミッシェルってものすごいバンドだなーと思って、いてもたってもいられなくてこの記事を書いてます

 

まずはWikipedia掲載の概要から抜粋

・概要

1991年に本格的な音楽活動を開始し、インディーズでの長きにわたる活動を経て1996年にメジャーデビュー。

1960年代から1970年代のパンク・ロックパブロックガレージロックを彷彿とさせ、ブルースロックロカビリーなどの要素も多く取り入れられたサウンドが特徴。

細身のモッズスーツを衣装とし、ライブにおいてはほぼ欠かさず着用している。

1990年代後半に巻き起こった日本のオルタナティヴ・ロックブーム、ロック・フェスティバルの勃興の中で、無骨ながらも硬派な音楽性とビジュアルでロックファンのみならず一般大衆を巻き込み人気を博した。

活動期間は決して長くないものの、解散した現在でも数多くのミュージシャンやロックファンに影響を与えている。

 キュウちゃんことクハラのタイトでソリッドなドラミングと、無骨で荒々しいウエノのベースに、アベの超高速カッティングギターが乗っかり、一度聴くだけで脳天まで痺れるような唯一無二のチバのがなり声のボーカル。もう、どこを切り取ってもとにかくかっこいいでしかない、男が憧れる究極のロックバンドなんです

 

そんなミッシェルには様々な逸話が存在します

ミュージックステーション初出演時のt.A.T.u事件(Wikipediaより抜粋)

ミュージックステーション」に初出演した際に、ロシアの女性デュオアーティスト「t.A.T.u.」が、オープニングには出たものの楽屋から出てこず、ひな壇にも座らず、挙句には歌わずにボイコット。ミッシェルは先に歌っており、CMを挟みタモリt.A.T.u.に呼びかけ、再びCMに入った。CM中に現場の空気は騒然とし、生放送なためほとんどのアーティストが生演奏を出来る状況ではなかった。その際にメンバーが「俺らもう一曲歌えたじゃん」と冗談を言ったところ、スタッフから「是非歌ってくれ!」と申し出があり、ミッシェルは最初から生演奏で歌っていたため、2曲目も対応が出来た。

この時歌唱したのは「ミッドナイト・クラクション・ベイビー」で、放送時間に合わせるためCDの音源よりも早いテンポで演奏が行われた。このことに関しては2020年8月21日放送回で番組ディレクターが証言した。

t.A.T.u.が逃亡した事に対してメンバー全員が大爆笑しており、後日に「出たくねぇって、俺らは出たくて仕方ねぇっつうのによ!」と笑いにしていた。

 

フジロックでのライブ中断事件

1998年、2回目にて、唯一東京で開催されたフジロックフェスティバル

 ビョークプロディジーなどそうそうたるビックアーティストの中、ミッシェルも出演したんですが、ミッシェルのステージでモッシュが発生しまくり、圧死危険のためライブが何度も中断される事態になりました

登場して一曲演奏した時点でスタッフに止められ、気分が悪い人がどんどん運ばれて行き、少し後ろに下がるようアナウンスがあり、十分間隔をとった上でライブが再開するも、イントロの時点でまたもやモッシュが多発しスタッフに止められ、さらに人が運ばれるという、ものすごいステージでした

 

フジロックでたった二組の日本アーティストのヘッドライナー

ライブ中断事件から2年後の2000年、今と同じ苗場で開催されたフジロックフェスティバル

この年のヘッドライナーは、1日目がBLANKEY JET CITY、そして2日目がTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTでした

1997年に始まり、これまで23年間も続いているフジロックの歴史の中で、日本のアーティストがヘッドライナーを務めたのはこの年のみです

もちろん、そのライブも凄まじい盛り上がりでした

公式じゃないのが微妙なところですが…どれもYouTubeで検索すると映像が出てきます

 

逸話からもわかるように、とにかく男臭くて無骨でひたすらかっこいいミッシェル。おじさんは高校3年生の時に初めてライブを観てから、ずっと大好きでした

しかし、そんな彼らも2003年9月1日に解散を発表。ラストツアー「LAST HEAVEN TOUR」最終日の10月11日をもって解散したのでした…

最後のライブで最後に演奏されたのは、ミッシェルのデビュー曲「世界の終わり」でした

これまで、どれだけ高速でカッティングしまくっても滅多に弦を切る事がなかったアベが、この曲の演奏で弦を切るのです

恐らく、それだけ感情的になり力が込もっていたんだと思いますが、アベは無表情のままずっと前を見据えていて…あの時の何とも言えない表情は、忘れる事ができません

 

またいつか再結成する事を夢見ていたんですが、2009年7月22日、ギターのアベフトシは急性硬膜外血腫によりこの世を去ってしまいました

これにより、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTは、二度と復活する事はなくなりました

 

既にかなりの長文になってしまってますが…最後に、おじさんのおすすめの10曲を紹介します

 

1.世界の終わり

前述した、デビュー曲であり最後に演奏された曲

文句なしの代表曲です

 

2.ゲット・アップ・ルーシー 

これも初期の頃の代表曲。アベのカッティングギターが冴えてます

 

3.ハイ!チャイナ!

三連のリフが特徴的な、踊って盛り上がれる曲です

アウトロのチバのブルースハープがめちゃかっこいいです

 

4.CISCO 〜想い出のサンフランシスコ〜

歌詞は「CISCO!」と数回叫ぶだけの、ほぼインスト曲

曲を知らなくても盛り上がれる、ライブの鉄板曲です

 

5.ジェニー

これもライブのド定番。カントリー調の16ビートのスネアに、ミッシェルにしては珍しくメロディラインが映える、嫌が応にも盛り上がる曲です

 

6.キラー・ビーチ

BPM125くらいのミドルテンポの、個人的にとても好きな曲

この曲もメロディラインが秀逸です

 

7.ダニー・ゴー

この曲もライブの終盤でよく演奏されます。大サビのキメがめちゃめちゃ気持ちいいです

 

8.GT400

GT400

GT400

  • provided courtesy of iTunes

これもミドルテンポの曲。シンプルながら耳に残るメロディラインが心地良いです

 

9.ミッドナイト・クラクション・ベイビー

Mステでの伝説のt.A.T.u事件で急遽演奏された曲。タンバリンを叩き鳴らしながらシャウトするチバにやられます

 

10.エレクトリック・サーカス 

ミッシェルのラストライブで解散した日でもある10月11日に発売された、ミッシェルのラストシングルはまさかのスローテンポなバラード

「俺たちに明日がないってこと はじめからそんなのわかってたよ

 この鳥たちがどこから来て どこへ行くのかと同じさ」という歌詞が染みます

 

以上。めちゃめちゃ長文になりましたが、とにかく、ものすごいバンドなので、聴いた事ない人はぜひ聴いてみて下さいね!

 

♪今日の一曲

Girl Friend / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

 

今日の動画

【道の駅探索シリーズ】しんよしとみ編

バターナッツかぼちゃのレンチンバターソテー

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