DJがすごい人は仕事もできる説を提唱したい
外出自粛中に新たな趣味を始める人が増えているそうで、とあるテレビ番組で通販サイトでの趣味グッズ売り上げランキングを放送していました
それによると一位はなんと、DJ機材だそうです
みんなライブやクラブに行けなくて飢えているんですかねー。やっぱり、音楽って必要ですよね
おじさんも恥ずかしながら一応、趣味でDJをやっていたんですけど、いろいろな凄腕DJさん達のプレイを見て言いたいのが
DJがすごい人は、仕事もできる説
です
そもそもDJって、自分の出番に場を盛り上げればそれでOKという、簡単なもんじゃないんです
まぁ、ゲストとして呼ばれていればそれでもいいんですけど
ぶっちゃけ、ロックDJイベントで場を盛り上げるのなんか、どんな初心者でも簡単にできます
その方法は、誰もが知っていて盛り上がれる曲、いわゆるアンセムをかける事です
おじさんがDJやってた頃で言うと…
PARTY PARTY / TOTALFAT
FLY AGAIN / MAN WITH A MISSION
MONSTER DANCE / KEYTALK
STAY GOLD / Hi-STANDARD
goes on / 10-FEET
クラブナイト / andymori
Monkey Discooooooo / the telephones
Endless Sorrow / HEY-SMITH
あつまれ! パーティーピーポー / ヤバイTシャツ屋さん
などなど
ロックDJイベントのお客さんは、基本的にその曲自体が好きなので、好きな曲さえかければ盛り上がるんです
だからといってアンセムばっかりかければそれでいいかというと、決してそうではありません
DJイベントは長丁場です。大体5~7時間くらいで、オールナイトの時もあり、いろいろなDJさんが入れ替わり立ち替わりプレイします
例えばその長丁場の間ずっと、アンセムばっかり流れたらどうでしょう。一時的には盛り上がるでしょうけど、体力的に疲れてしまうし、緩急もないのですぐに飽きてしまいます
初心者の頃は、場を盛り上げたくてアンセムばかり流してしまいがちですが、それは端から見ると何の個性もポリシーもない、ただ目の前しか見えていない薄っぺらいDJだと思われてしまいます
本当に凄いDJは、まず最初はアンセムなどはかけず、いろいろな曲をかけつつお客さんの反応を細かく観察して、お客さん1人1人がどういう系の曲が好きなのか把握します
例えが悪いかもしれませんが、いろいろな餌を与えて、何に食いつくか、撒き餌をするようなイメージです
お客さんの好みがわかったら、次に、ピークをどこに持っていくか考え、どうやってそこまで繋げるか、選曲を組み立てます
そしてピークタイムでは、その場にいるお客さんの中でできるだけ多くの人が好きであろう、最大公約数的な曲をかけます
そうなるともうお客さんはそのDJの虜になってて、何がかかっても踊る状態になります
そこまで持ってきた後に、誰も知らないような曲をかけ、知らない曲で踊らせるんです
みんなが知らない曲を紹介し、その曲で踊らせ、好きにさせるのが、本当に凄いDJなんだとおじさんは学びました
そんで、なぜDJがすごい人は仕事もできるかと言うと、
一流のDJは、隅々まで見渡す観察力、相手がどう思っているか見極める洞察力、記憶力、コミュニケーション能力があって、場の空気を読めて、同時に複数の作業をこなし、優先順位をつけて組み立てる事ができるんです
それだけのスペックがあれば、大抵の仕事はこなせると思います
DJって、ただ音楽に詳しくて、音楽が好きならやっていけるってもんじゃなくて、DJをしていなくても成功できるようなハイスペックなスキルがあってこそ、一流になれるんだとおじさんは学びました
おじさんがその事に気づいたのは、FREE THROWというイベントの凄腕DJさんたちと共演した事がきっかけでした
彼らと過ごした最高の想い出については、また改めて書きたいと思います
追伸:今回の記事が100回目の投稿だそうです!
1日も休まず、100回までよく続けたね!エラいぞ自分!!
♪今日の一曲
The Anthem / MAN WITH A MISSION
【手作りおつまみシリーズ】
芝海老と新玉ねぎのかき揚げ