日暮熟睡男もビックリの2020年の夏
なんかもう、どこもかしこもマスクを付けた人ばっかりという状況にも慣れてしまいましたね…
最近じゃもう、マスク付けていないと落ち着かないくらいですよ
でも冷静に考えると、これって異常な光景だよなーと思うんです
ふと思ったんですが、一年前の人が今にタイムスリップしたら、たった一年でこんなに状況が変わってておったまげるでしょうね
一年前は、今頃はオリンピックも終わって、日本は景気が良くなってるんだろうなーと思ってたなー
景気が良くなるどころか、まさかこんなコロナ不況になるなんて…
と、いろいろ考えててたらふと、日暮熟睡男(ひぐらしねるお)の事を思い出したんです
みなさんご存知でしょうか?彼の事、覚えてますか?
日暮熟睡男とは、漫画の「こち亀」こと「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の登場人物の警察官で、4年に一度、オリンピックの年にしか登場しないレアキャラなんです
なぜ4年に一度しか登場しないのかと言うと、非常にものぐさな性格がたたってどんどん寝る時間が増えていき、ついには4年に一度しか起きないようになったのです
そんな彼は透視や予知能力という特殊能力をもっていて、ひとたび起きるとその特殊能力であらゆる難事件を解決します。なので、4年に一度しか働かなくてもクビにならないんです
なんせ4年間眠っているので、起きるたびに浦島太郎状態で、世間のニュースや流行なんてわかりません。なので、両さんが4年間の間に起きた出来事を教えるんですが、いたずら好きの両さんはわざと間違った事を教えます
昭和から平成に変わったときは、10円玉を見せて年号が変わった事を伝え、「平成」と書いて「おぴょぴょ」と読む、と伝えたり
やがてそれらが嘘だとバレるんですが、何せ日暮は特殊能力の持ち主なので、ひとたび怒ると超能力で街を破壊してしまうんです
という感じで、日暮が起きる、4年の間の出来事にビックリする、両さんが嘘を教える、日暮が怒ってハチャメチャになる、というのがお決まりの流れです
残念ながら日本一の長寿漫画だったこち亀も、2016年に40年間の歴史に幕を閉じたのでもう新作は読めませんが、本当なら今年は日暮が登場していたはずです
しかし今年はさすがの日暮も、これまで以上にビックリしただろうなー
年号は変わるわ、コロナで世界がエラい事になるわ、そしてまさかのオリンピックまでもが延期になるというトンでもない年ですからね
きっと両さんが、オリンピックが延期になったと言っても嘘だと思われて何も信じてもらえないんだろうなーなどと、読む事のない新作を妄想してたんですが…
調べてみたらなんと!こち亀の新作読み切りで、日暮が登場したそうです!
あったんだ!まったく知らなかった!
7月に出たジャンプらしいのでもう手に入りませんが…読みたかったなー
ふとそう思った、2020年の夏です
♪今日の一曲
眠いオブザイヤー受賞 / ヤバイTシャツ屋さん
三度目の泳ぎ釣りに挑戦!