バツイチの方に沖縄おじさんが伝えたい事
【沖縄おじさんの人生遍歴ブログ Vol.84】
前回の続き
娘が中学生の頃、おじさんは意を決して娘に再婚した事を伝えたところ、娘はすんなりと受け入れ、おめでとうと言ってくれました
よかったら嫁さんと息子に会わないか、と訊くと、恥ずかしいとの事で断られました。しかし、何回か会っていくうちに、会う事を受け入れてくれました
息子には、まだ会った事ないお姉さんがいて、今度会えるよ、と伝えました
一人っ子できょうだいをほしがっていた息子はすんなりと受け入れ、お姉さんに会うのを楽しみにしていました
そしてある日、娘を家に招き、嫁さんと息子に紹介しました
娘も嫁さんも人見知りなので、最初はお互い恥ずかしそうにしていましたが、ハイテンションな息子はその気まずい壁をあっさりとブチ破り、すぐに打ち解けていました
娘も一人っ子で寂しかったのか、弟に対して優しく接し、楽しそうに一緒に遊んでいました
おじさんにとってそれはまさに夢のようで、まさかこんな光景を見れる日が来るなんて、思っていませんでした
それからちょくちょく、娘も一緒に遊ぶようになりました。一緒に買い物に行ったり、姉夫婦の家に遊びに行ったり、家でご飯を食べたりと、とても幸せな時間を過ごしてきました
去年、おじさんが単身赴任になったせいで息子の運動会に行けなかったんですが、なんと代わりに娘が行ってくれました
嫁さんと息子と娘の三人で仲良く写った写真を見て、何とも言えない幸せな気持ちになりました
幼い頃に離ればなれになってからずっと、娘に対しては申し訳ない気持ちでいっぱいでした
それなのに、とても心の優しい、礼儀正しい、素晴らしい人に育ってくれて、別れた父親の事も、新しくできた家族のことも受け入れてくれた娘に心から感謝しています
そして、同じく娘の事を家族として受け入れてくれた嫁さんと息子にも、心から感謝しています
前の妻と離婚した時、とても悲しくて、辛くて、情けなくて、申し訳なくて、毎日負の感情に押しつぶされそうでした
前の妻と娘に対する罪悪感でいっぱいで、もう二度と結婚なんかしないし幸せになる事もないと思っていました
というより、自分にはそんな資格はないと思っていました
おじさんの友達にも離婚を経験した人がいますが、話を聞くとやはり、子供と離ればなれになってしまった事でおじさんと同じような罪悪感を感じていました
何もやる気が起きなくて、幸せになる事を諦めて、自暴自棄になったりする事もあります
おじさんもそうだったので、その気持ちはとてもよくわかります…
それでも、この先何十年も生きていかないといけないし、自分の人生はたった一度しかありません
何十年もクヨクヨして生きるよりは、無理矢理にでも気持ちを切り替えて、自分の人生をプラスにもって行く方がいいと、今となっては思います
おじさんも、物心がついた頃には両親が離婚していましたが、親がずっとその事を引きずってずっと独り身でいたら、かえって自分が重荷になっているんじゃないかと不安になってしまいます
自分がおこした失敗を反省するのはいい事ですが、気持ちの切り替えと、この先に目を向けて歩みだす事も大事だと、おじさんは思います
少なくともおじさんは、そう思えた事で、何物にも代え難い、命よりも大事な家族ができました
もし今、あの頃のおじさんのように、毎日後悔して暗く辛い気持ちになっている人が、この記事を読んで、こういう考え方もあるんだ程度にでも思ってくれれば幸いです
♪今日の一曲
Happy Life / DYGL
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