ベースボールは終わらない
新型コロナウイルスの影響で延びてたプロ野球の開幕がやっと決まったところに、巨人の坂本選手と大城選手のコロナ感染のニュース、心配ですね…
お二人が早急に回復して、無事に開幕出来ることを切に願います
おじさんは、運動はまったくできませんが、スポーツ観戦は好きです
中でも野球は、子供の頃から好きでした
地元に球団がない地方あるあるですが、沖縄もテレビのプロ野球中継は巨人戦ばかりだったので、巨人ファンの人が多いです
けどおじさんはどちらかというとアンチ巨人派です
おじさんがプロ野球に興味を持ち始めた小学3年生くらいの頃は、西武の黄金時代でした
秋山、清原、デストラーデの破壊力抜群の攻撃陣に、工藤、渡辺久信、郭といった鉄壁の投手陣
男気溢れる清原、外国人選手としては珍しいインテリメガネのデストラーデ、そしてスタイルもルックスもよく、ホームランを打った時のバク転パフォーマンスで華がある秋山など、キャラクターも突出してて、あの頃の同世代の子供たちに限っては巨人よりも西武ファンが多かった気がします
そんな中、おじさんが好きだったチームはヤクルトスワローズでした
ヤクルトが好きになったきっかけは単純に、母親がヤクルトに勤めてたのもあったんですが、ID野球と言われたノムさんの、戦略で強いチームを倒すところと、どこか文化系のような穏やかでノリがいいチームの雰囲気に惹かれました
中でも好きだったのが古田、池山、高津でした
高校を卒業し、大阪に住んでからは、ベタですが阪神タイガースが好きでした
当時の阪神の監督がノムさんだったというのと、一度観に行った甲子園球場の綺麗さと、伝統ある縦縞のユニフォームに身を包んだ選手のかっこよさ、そしてスタンドから飛び交う芸人のようなノリのいい野次に心を掴まれました
しかも、これはおじさんの自慢なんですが、前回阪神がリーグ優勝をした2003年当時、おじさんは大阪に住んでました
その頃は心斎橋にある居酒屋でバイトしてたので、優勝を決めたまさにその日、熱狂する人らで溢れかえる御堂筋に行きました
道頓堀川に飛び込む人、かに道楽の看板によじ登る人、タクシーの上に乗って飛び跳ねる人、御堂筋いっぱいに溢れかえった阪神のユニフォームを着た、もはや暴徒化した集団
テレビで観る光景を生で体感したのは、若かったおじさんにとってとても非日常的で、楽しくて、刺激的な出来事でした
ちなみにこれも自慢なんですが、近鉄がリーグ優勝した時も、日韓ワールドカップで日本が勝った試合の後の盛り上がりも、大阪にいた頃に生で体感しました
今はどこのファンかというと、阪神とヤクルト半々くらいかなー。でも広島も好きだし横浜スタジアムも楽しかったしなー。とりあえず巨人が嫌いってのは変わりないです
ちなみに去年、日本シリーズの巨人対ソフトバンク戦は、嫁さんと2人で観に行きました
巨人先発のメルセデスとソフトバンク先発の高橋礼の息の詰まるような投手戦の展開で、0-0で迎えた7回裏のソフトバンクの攻撃、熱男松田の決勝3ランで巨人を沈めた試合で、めちゃめちゃ痺れました
あと、年に一度沖縄セルラースタジアムで開催される公式戦は、毎年観に行ってます
中でも感慨深かったのが去年のソフトバンク対西武戦でした
ソフトバンクの先発は沖尚時代に県勢初の春夏連覇を達成した当時のエース、東浜
対する西武の四番はおじさんの地元、宜野湾市にある中部商業出身で昨年のパリーグホームラン王の山川
これまで何度も沖縄で公式戦はありましたが、先発と四番が県出身選手なのはこの時が初めてでした
この日の東浜は2回に栗山の2ランホームランを被弾、5回にはタイムリーと二連続四球で押し出しとなり、4失点でマウンドを降りるという悔しい内容でした
そしてピッチャーが代わり迎えた7回の西武の攻撃、四番山川がダメ押しの決勝3ランホームランを放ちました
しかしソフトバンクも8〜9回に3点を返し、9回裏2アウト満塁で代打内川が登場というなんとも痺れる展開。結局内川が三振に倒れて試合終了となったのですが、最後まで息を飲む展開の、最高に楽しい試合でした!
ところで皆さん、今年沖縄にプロ野球球団ができたのをご存知でしょうか?
その名も琉球ブルーオーシャンズ。独立リーグには属さずに、将来的にはNPB参入を目指し、NPBのファームや独立リーグや台湾のチームと試合をしていく予定だそうです
沖縄の野球ファンとしては、ブルーオーシャンズがNPBに参入する日をとても楽しみにしています
願わくば、今プロ野球復帰宣言して注目を浴びている新庄選手にブルーオーシャンズに入団してほしいです
出来ないと言われたことをことごとく実現してきたスーパースターが入団したら、ブルーオーシャンズのNPB参入だって実現してしまうんじゃないかと夢を見させてくれる存在です
しかし今はどのスポーツも、コロナウイルスの影響で先行きが不透明な状態ですね…
開幕日は決まったものの、いつまで無観客でやるのか、莫大な収入減の対策はどうするのか、試合のために移動を伴う選手やスタッフの感染予防策はどうするのかなどなど、問題は山積みです
今はただ祈ることしか出来ませんが、1日でも早く事態が終息して、また気兼ねなく選手の素晴らしいプレーを観戦できる日が来ることを願って止みません
♪今日の一曲
ベースボールは終わらない / フジファブリック
田川市から沖縄の家までの5時間の道のり