桃鉄とはもはや、人生である
おじさんは、ゲームをほとんどしません
ファミコン世代なので、子供の頃はみんなと同じく、おじさんもファミコンにハマってました
スーファミ、ゲームボーイも当然やってたし、ストⅡが出た頃はゲーセンに通って夢中になってました
プレステもやってましたが、その頃には自然とゲームから離れていき、プレステ2以降はやる事はありませんでした
そんなおじさんでも、大好きなゲームが1つだけあります
初めてやったのは確か小学生か中学生の頃、夏休みに友達からスーファミと、ぷよぷよと桃鉄のカセットを借り、夏休み中ずっとひきこもってやり込んだ記憶があります
おかげで「ひとりでぷよぷよ」は永遠に出来るし、連鎖も相当出来るようになりました
当然、桃鉄も相当やり込んで、どんどんハマっていきました
今でも桃鉄に関してははっきり言って最強です。どのくらい強いかと言うと、CPUの最強キャラ「さくま」2人を相手に全国の物件を買い占めるほどの強さです
桃鉄あるあるでよく、友達とやるとケンカになると言われることがあります
それについては異論はありませんが、おじさんの場合はちょっと状況が違っていて、友人がおじさんに対して気を使って、妨害行為を避けた時にイラっとしてしまいます
桃鉄は、鉄道会社の社長となり、全国の物件を買いつつ、いろいろなイベントをこなして会社を大きく成長させていくゲームです
つまり、桃鉄をやっている時、その背中には何千何万人もの社員とその家族の生活を背負っているのです
自分の会社の社員よりも友人を優先するなんて、社長として失格だとおじさんは思っています
どうです?気持ち悪いでしょう?
桃鉄ではCPUのプレーヤーの名前を変えることができます。おじさんは、毎回名前を変えています
と言っても、弱いキャラを嫌いな人の名前に変えて、鬱憤を晴らすなどというレベルの低い事なんかしません
おじさんほどのレベルになると、実在する大会社の社長の名前に変えます。「そん社長」や「まえざわ社長」など
または、企業系のドラマの登場人物の名前もいいです。「はんざわ社長」「つくだ社長」など。そうする事で、より人物像がイメージしやすくなり、よりリアリティが増します
どうでしょう?そろそろ読むのが嫌になってきましたか?
桃鉄の勝敗は運の要素が大きい、と言う人がいますが、断言します。そんな事はありません
一言で言うと、どれだけ確率の高い戦略を実行できるかが重要です
例えば目的地まで残り3マスだったとします。普通にサイコロを降ると3が出るのは6分の1の確率です
しかし、青森や東京のように、目的地への進路が3マスと5マスの二通りある場合、到着する確率は3分の1まで上がります。進行形のカードを使うとさらに確率が上がります
そのように、一手ごとに、サイコロを振るのか、カードを使うのか、行けるマスは何マスあるのか、その中でどこに行くのが一番効率的か、相手は次のターンでどういう行動をするかなど。いろいろな戦略を考え、臨機応変に対応していく必要があります
物件を買う時には、どれが収益が大きいか、何年で元をとれるか計算するので、計算力も身につきます
さらに、地名や地理、各地の産業、農業、水産業にも強くなります
もはや桃鉄は、ゲームという括りではなく、この弱肉強食の世界で生き抜く術を学ぶツールと言っても過言じゃないと思います
小学校高学年や、中学生あたりの子供には、むしろ積極的にやらせた方がいいんじゃないかと思ってます
…と、ものすごい熱量で書いてますが、これといったオチは特にないです
最近引きこもっているので、ゲームの事を考えてたら桃鉄の事を思い出して。ただただ純粋に、桃鉄が好きという、それだけの記事です
書いてたら桃鉄やりたくなってきたなぁ
今年の秋にはSwitchで桃鉄の新作が出るそうなので、まだやった事ない方はこの機会にやってみてはいかがでしょうか?
♪今日の一曲
桃太郎 / 水曜日のカンパネラ
田川市の朝焼けの風景