おじさんと夏フェス
【沖縄おじさんの人生遍歴ブログ Vol.43】
おじさんが「ロックフェス」の存在を知ったのは、高校の頃、たまたまBSで観たRISING SUN ROCK FESTIVAL1999でした
今でこそ全国各地で当たり前のように夏フェスが乱立していますが、当時はまだサマソニもロックインジャパンもなく、フェスといえばフジロックとライジングサンぐらいしかなくて、世間一般の人にロックフェスというものはほとんど認知されていませんでした
BSで観たライジングサンには、ミッシェルにハイロウズにブランキーにDragon Ashに椎名林檎など、好きなアーティストがたくさん出演していて、一日でこれだけ豪華なメンツが観れるなんて!とものすごい衝撃を受けました
しかも、北海道の自然の中という最高のロケーションの中、野外でオールナイトという非日常的な空間でのライブ。一目観た瞬間から、フェスの虜になりました
それ以来、夏フェスのシーズンになるとフェスのサイトをこまめにチェックしては、出演アーティストの発表の度に小躍りし、タイムテーブルが発表されるとどのアーティストを観るか、ひたすら妄想してました
洋楽はあまり知らなかったのでフジロックやサマソニにはそんなに興奮していなかったんですが、ライジングにロックインジャパン、今のワイルドバンチの前身のSETSTOCKや、ナンバーショットの前身のHIGHER GROUNDなんかはもう好きなメンツが目白押しで、サイトを見ては狂喜乱舞する、いうなればフェスオタクでした
ちなみに…そんなフェスオタクおじさんが、ロックインジャパン史上過去最高のメンツだったと思うのがROCK IN JAPAN FESTIVAL 2005です
3日間のメインステージのトリは初日がRIP SLYME、2日目がミスチル、3日目がサザンという、同じフェスにまさかのミスチルとサザンが出るありえないメンツ
さらに、後にメインステージでトリをつとめるほど成長するバンプ、Dragon Ash、RADWIMPS、YUKI、アジカンが出てたり、KEN YOKOYAMAや銀杏BOYZが、坂本龍一と同じメインステージに出てたり、
エルレやビークルやドーパンやB-DASHなど今や観れないバンド(エルレは復活したけど)もいたり、
ホルモンやウルフルズやPOLYSICSら俺得メンツもいて、もう今書いていても頭がおかしくなるほどとにかく伝説的な年だったのです
ちなみにそんな豪華なロックインジャパン2005で、後にニュースで大々的に報じられたのは銀杏BOYZの峯田和伸がライブで全裸になり書類送検された事でした
もう、そんなのも含めてほんとに伝説的な年だったと思うのです!
ここまで書いて、おじさんがどれだけ夏フェスを愛していたか、というかオタクだったかは十分伝わったかと思います
そんなに好きなんだったら観に行きゃいいじゃん、とお思いでしょうが…当時は今みたいにLCCもなく、夏休みの旅行シーズンは当然航空券も高くて、到底行けるような経済状況ではありませんでした
大阪に住んでから、サマソニとRUSHBALLには行ったんですが、おじさんの中での憧れのフェス、ライジングサンとロックインジャパンには行けずじまいでした
そして月日は流れ…沖縄に帰ってきて数年が経った2009年のある日の事、衝撃のニュースが飛び込んできました
ユニコーン復活
中学生の頃に好きになったユニコーン。元々は「HEY! HEY! HEY!」の主題歌「愛のために」で奥田民生を好きになり、その後に民生がバンドをやっていた事を知り、ユニコーンに出会いました
メンバー全員が曲を書けてボーカルができ、時にはパートまで代わり、民生がドラムを叩いたかと思えば、ベースのEBIは大人気ドラマ「若者のすべて」に出演(しかも主題歌は大好きなミスチルのTommrow Never Knows!)するなど、才能あふれる5人が奇跡的に集まったバンド、それがユニコーンです
復活ツアーにはなんと沖縄公演もあったので、もちろんチケット争奪戦に参戦しましたが…敢えなく撃沈しました
復活したユニコーンを生で観たい!と悶々とした日々を送っていたある時、また新たなニュースが飛び込んできました
ウルフルズ活動休止
これまた中学生の時に知って大好きになったバンド。CDはもちろん、ミュージックビデオまで買ったし沖縄でのライブも観に行ったほど大好きでした
ユニコーンの復活とウルフルズの活動休止というビックニュースで嬉しいやら悲しいやらで頭がパニック状態だったおじさん。なんとかしてどっちも観る方法はないかと画策していたその時、ある情報を見つけました
ROCK IN JAPAN FESTIVALに、ユニコーンとウルフルズが出演
気がつくとおじさんは、チケット購入を申し込んでいました
〜次回へ続く〜
♪今日の一曲
君と夏フェス / SHISHAMO