この場をお借りして皆さんに伝えたい事
【沖縄おじさんの人生遍歴ブログ Vol.32】
大阪に住んでいた19歳〜22歳の頃、音楽業界ではいわゆる「青春パンク」と呼ばれるバンドが次々と現れてきました
GOING STEADY、ガガガSP、STANCE PUNKS、175R、SHACHI、ジャパハリネット、太陽族などなど
年齢的にも同世代だった事もあり、おじさんも当然、青春パンク系にハマってました
その中でも一番好きだったのが、ミネタカズノブ率いるGOING STEADY、通称ゴイステでした
ゴイステのライブを始めて観たのは2001年、神戸で開催された野外フェス「RUSH BALL2001」でした
出演はAIR、Dragon Ash、GOING STEADY、PENPALS、POTSHOT、SOBUT、SUPERCAR、TRICERATOPS、RIZE
初めて観たゴイステのライブはものすごくて、ますます好きになりました
ゴイステ以外も好きなバンドが多くて、とても楽しかったのを覚えています
翌年にはSUMMER SONIC2002に行きました。ヘッドライナーはOFFSPRING。考えると、外国のアーティストのライブを観たのはこの時が初めてでした
同じ年には、大阪城ホールでのGreen Day来日公演も観に行きました。前座はゴイステとモンパチというありえないほどドつぼなメンツ
ゴイステ、モンパチはもちろんの事、初めて観たGreen Dayのライブは圧巻でした
曲中にゴイステとモンパチメンバーをステージに呼び出して客席にダイブさせたり、「ギターヒケルヤツ!」と日本語で呼びかけて、客をステージに上げてギターを弾かせたり
中でも強烈に印象に残っているのが、ライブの最後。曲終わりにメンバー全員が暴れ出し、アンプを倒したりスティック投げたりドラム倒したりして、ベースのマイクとドラムのトレ・クールがステージ袖にはけていって、ステージにはビリー・ジョーただ一人
あまりもの激しさと突然の展開に、これから何が起きるのだろうと固唾を飲んでビリーを見守る観客。倒れたアンプのハウリングの音が消え、一瞬の静寂が訪れた時、ビリーのギターが鳴り、そこで演奏されたのが「Good Riddance (Time Of Your Life)」でした
もうね。最高。この曲知らない人いたら、ぜひYouTubeで検索して聴いてほしいな。名曲です。それをこのタイミングで、この演出で演るなんて。心を鷲掴みにされました
これまでいろいろなライブやフェスに行ってきたおじさんですが、この場をお借りして皆さんに伝えたい事があります
それは、「観たいアーティストが観れる機会があったら、無理をしてでも観に行こう」という事です
大阪に住んでた頃のある出来事をきっかけに、そう思うようになりました
おじさんは居酒屋でバイトをしていたので、稼ぎ時の週末はなかなか休みがとり辛いものでした
ある日、同じ月に大好きなゴイステとミッシェルのライブがあったんですが、休みがとれるのはどちらか1日のみでどちらか選ばなければいけないという状況でした
悩みに悩んだ末、ゴイステを選びました
ところが、ライブの一週間前、ゴイステは突如解散、ツアーもキャンセルになり、二度と観る事はできませんでした…
さらにその後、ミッシェルも解散してしまいました
バンドって生き物みたいなもので、いつなくなるかわかりません
もし観れるチャンスがあるんだったら、無理矢理休みをとってでも、借金してでも観るべきだと、その経験で学びました
あともう一つ。世の中のありとあらゆるバンドマンに言いたいのは
「解散するのはしょうがないけど、せめて決まったツアーはやってほしいな」という事です…
♪今日の一曲
Good Riddance (Time Of Your Life) / Green Day