すべてはビートルズから始まった
【沖縄おじさんの人生遍歴ブログ Vol.5】
音楽に興味をもったのは小学校4年生くらいの頃
初めて好きになったアーティストはThe Beatlesでした
小学生でビートルズ、と言うとなんかかっこいい気もしますが、おじさんがハマったのは本物のビートルズじゃなく、ビートルズの曲をカバーしたアカペラでした
どんなアカペラグループかも知りませんが、なぜか父親がそのカセットテープを聴いていて、いつの間にか好きになり、カセットをダビングしてもらって姉のおさがりのウォークマンで毎日聴いてました
その頃は、毎日自転車に乗ってはアホみたいに遠出してて、晴天の日、眼下に海を眺めながら、アカペラのなんちゃってビートルズを聴いて、チャリで疾走するのがなんとも言えない至福の瞬間でした
次にハマったのがLINDBERGでした。テレビのCMやラジオで聴いていいなと思った曲が、全部LINDBERGの曲だと気づき、ドハマりしました
どれくらい好きだったかというと、LINDBERGのシングル発売日には、少しでも早くゲットしたくて、平日の昼休み時間に学校を抜け出してCD屋さんまで買いに行ったほどです
当時は今と違って、沖縄まで来てライブをするアーティストはあまりいなかったんですが、小学6年生の頃に、大好きなLINDBERGが那覇市民会館でライブをするという夢のような知らせを聞き、チケットをゲットしました
ライブ当日、開場まで待ちきれなくて早々にバスに乗り、那覇市民会館に着いたのは、開場より3時間前
早めに着いたからといって特にやることもないので、何の気なしに那覇市民会館の外側にある階段を昇り、中に入りました
すると、どこからか聞き覚えのあるある曲が聴こえたので、音の鳴る方へ進み、扉を開けました
そこは二階席になっていて、眼下にはステージが
そしてそのステージでは、あの大好きなLINDBERGがリハをしてました
突然目の当たりにした本物のLINDBERG。一体何が起きているのかわからず、ただ呆然と見とれていたら、警備員さんに声をかけられ部屋から出されました
その後、持ってきてた、今で言うウォールアートのスプレー缶みたいな安いクオリティのカラースプレーで髪の毛をパッサパサの金髪にしました
ライブに行った経験なんてもちろんないから、ライブとは観に行く側も気合いを入れた格好をするもんだと思い、小学生ながらに考えたのが髪の毛を金髪にするという事でした
そしてついに開演。ライブで見るLINDBERGはそれはもうかっこ良くて華やかで、ただ、さっき一人で見たLINDBERGの姿もリンクして、夢見心地のままあっという間にライブは終わりました
これが、小学生の頃の音楽の思い出です
CD発売日にお金を握りしめて買いに行き、
買って家に帰るまでどんな曲か期待に胸膨らませる気持ちも、
CDプレーヤーに入れて再生ボタンを押す時のワクワク感も、
歌詞カードを何度も読み返すあの気持ちも、
今の子たちはわからないんだろうな…
あの頃は良かったなーと思うと、やっぱりもうおじさんなんだなー感じる今日この頃です
♪今日の一曲
夢であえたら-Do You Love Me?- / LINDBERG